岐阜羽島広報大使の辻本達規です。
羽島市は一宮市とともに繊維の街、尾州として100年以上の歴史があります。今では世界三大織物産地と言われるほどで、世界のハイブランドにも生地を卸していると大人になってから聞くようになりました！そんな羽島で育った僕の登下校道にはカッシャンカッシャンといつも生地を織る、織り機の音が響いてました。そんなこともあり今回僕が生まれ育った街の生地で何かグッズを作りたいなと思い、尾州の物作りに関わっている友人に声を掛け、時間は限られた中ですが出来るものを模索した結果、ブランケットを作ることに決めました。
理由は、尾州の良い生地は見つけましたが、一人一人のサイズごとのオーダーに合わせて作るには圧倒的にコストと時間が足りなかったので誰もがサイズを気にすることなく、そして誰もが日常使い出来るもの、最後に自分が普段使いたい物にしようと思いブランケット製作に行き着きました！そこからは初めて自分で生地を織る会社に行って生地を選んだり、ワッペン会社に出向いて自分の作りたい物が実現可能なのか、ゼロからのモノづくりの大変さを感じながらも自分で苦手な絵を描きデザインさせてもらいました。
その中でも今回のブランケットで自分がどうしてもやりたかったハマグリ刺繍のステッチというものがあります。これがとてもかわいいなと思ったんですが、現在はハマグリ刺繍が出来る特殊なミシンは廃盤になってしまっていて、それを持っている会社も限られているのですが、なんとか知り合いの知り合いをたどり、ミシンを持っていて、それを得意としている一宮の会社にお願いしてやってもらいました。手間暇も通常の何倍もかかりますが、この風合はサンプル段階でもとても良いなと思ったし、僕のこの商品の1番の推しポイントです！！
これが出来たのもイチテキという会社のおかげなので、付けなくて良いよとは言われましたが、感謝の想いも込めてイチテキのブランドロゴも付けさせて頂きます。ブランケットの特性上ちょっと邪魔になってしまう可能性もあるので取り外しやすいように付けてもらいますが。笑
そんなこんなで出来上がるブランケットなのでこれからも長く愛してもらえるグッズになれば良いなと思っています。辻本達規

■145cm×145cm